小児歯科

Pediatric

pediatric 小児歯科について

小さい時から
歯医者に慣れましょう

「治療中じっとしていられない」「泣いてしまうかも」といった心配から、なかなか歯医者に通えなくなっていませんか?
しかし、将来健康な永久歯をずっと維持していくためにも、乳歯期のころから定期的に歯科医院で適切な処置を受ける必要があります。最初は通院を嫌がっても、やがて自然に慣れてくるもの。当院は、お子様のペースに合わせた処置や治療を行うことで、保護者の方と一緒にお子様の元気な歯を育てるお手伝いをしています。
また、お子様に嫌がらずに通っていただくため、治療のご褒美に消しゴムをご用意しています。

start いつ頃から歯医者に通うべき?

歯科デビューのタイミングが、お子様の生涯の口腔健康を左右します。下の前歯が生える生後6〜10ヶ月から、3歳で乳歯が生え揃うまでの期間は、むし歯リスクと隣り合わせなのです。だからこそ1歳半での受診開始が推奨されています。
痛みが出てからの受診では、すでに治療への恐怖心が芽生えてしまいます。定期的な通院で「歯医者は怖くない」という認識を育てることが、健康な歯を守る第一歩となります。

乳歯と永久歯の違い

乳歯
エナメル質の薄さが、乳歯の最大の弱点です。むし歯は永久歯の数倍の速さで進行し、痛みを訴えられない年齢では発見が遅れがちとなります。しかし乳歯には、噛む力の発達・発音機能の確立・顎骨の成長促進という重要な使命があるのです。
永久歯の正しい萌出を導く役割も見逃せません。「どうせ抜けるから」という考えを捨て、小学校中学年までの仕上げ磨きとフッ素塗布を継続できれば、健全な永久歯列の基盤が完成いたします。
永久歯
12歳前後になると、親知らずを除く28本(※)の永久歯が生えそろい、大人の歯並びが完成します。(※親知らずを含めると最大32本です)
永久歯は乳歯よりも硬いエナメル質を持っていますが、これからは「歯」だけでなく「歯茎(歯肉)」の健康も強く意識しなくてはなりません。永久歯は、歯周病という生涯にわたるリスクに直面するからです。
そのため、歯ブラシだけでは汚れが落ちにくい「歯と歯の間」や「歯と歯茎の境目」のケアが非常に重要になります。定期的な検診とクリーニングを組み合わせることが、お子様の歯を一生守ることにつながるのです。

cause こどもの虫歯の原因

むし歯の原因には、「歯の質」「糖質(砂糖など)」「細菌(ミュータンス菌)」の3つの要素があります。これらの3つの要素が重なると、時間の経過とともにむし歯は、「細菌(ミュータンス菌)」が「糖質」をエサにして酸を作り、その酸が、まだ柔らかいお子さまの「歯の質」を溶かすことで発生します。この3つの要因が重なることで、むし歯は引き起こされるのです。

  • 歯の質

    お子さまの乳歯や、生え変わったばかりの永久歯は、まだ大人の歯ほど硬くありません。
    酸に溶けやすい未熟な状態であるため、むし歯が急速に進行しがちです。定期的なフッ素塗布で歯の表面を補強し、強い歯質を作ることが予防につながります。

  • 糖質(砂糖など)

    むし歯菌は、お口に残った糖分を分解して酸を作り出します。
    おやつや甘い飲み物を取る回数が多いと、お口の中が酸性の環境に傾きがちです。この酸性の時間が長いほど歯は溶けやすくなるため、間食の時間を決めることが重要になります。

  • 細菌(ミュータンス菌)

    むし歯の原因となる細菌は、歯の表面に強く付着する性質を持っています。
    この細菌の集まりが、歯垢(プラーク)と呼ばれる汚れです。粘着性が高いため、うがいだけでは除去できません。毎日の歯磨きで物理的にこすり落とすことが、むし歯予防の基本となります。

prevention こどもの虫歯の予防措置

歯磨き指導

口腔内環境に合った正しいブラッシング法を身に付けていただくため、歯ブラシ選びや届きにくい場所のみがき方などを指導します。また、健康な歯を育んでいくための基本的な生活習慣についても分かりやすくご説明させていただきます。

フッ素塗布

虫歯菌の働きを抑制するフッ素を定期的に歯の表面に塗布することで、虫歯になりにくい強い歯質づくりを目指します。

食べかすが入りやすい溝をシーラントでふさぎます。

シーラント

虫歯になりやすい奥歯の溝に歯科用プラスチックを埋め込み、虫歯を予防する方法がシーラントです。奥歯の溝は複雑でみがきにくく、食べカスなどが溜まりがちで虫歯になりやすい箇所なのです。乳歯にも生えたての永久歯にも効果的です。

checkup お子さまの定期健診について

お子さまのお口の中は、乳歯から永久歯への生え変わりなど、成長に伴って目まぐるしく変化します。この変化の時期は、思いがけないむし歯や歯並びの問題が起こりやすいため、専門家による継続的なチェックが欠かせません。
当院では、レントゲン検査なども用いながら、ご家庭では見つけにくい変化やトラブルの芽を早期に発見するよう努めています。
ごく初期の段階で対応できれば、お子さまに負担の少ない処置で済むことがほとんどです。私たちはこの「早期発見・早期対応」のサイクルで、お子さまのお口の健康管理に関して責任を持ってサポートいたします。

保護者の方へのお願い

当院では、お子さまが不安を感じないよう、できるだけ痛みを抑えた治療を大切にしています。
それと同じくらい重要なのが、治療を終えたお子さまへの「ご家族からの前向きな声かけ」です。「よく頑張ったね!」という温かい一言が、お子さまの自信を育み、「歯医者は怖くない」という意識へとつながっていきます。
ご家庭での励ましが、お子さまの将来にわたる健康習慣の土台となります。私たちも精一杯サポートいたしますので、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。