○歯のコラム 2012年2月 「ドライマウス」について
現在およそ800万人の人がドライマウスと言われています。
口腔乾燥症(ドライマウス)は唾液の分泌量低下や質が変化することにより口の中が乾燥状態になる症状をいいます。
増加の背景には現代人に多い主にストレスや不規則な食生活、薬物の副作用が原因であることが分かっています。
軽度として主には口の中のネバネバ感、虫歯、口臭など進行すると舌に痛み(舌痛症)で食事がとれなくなる場合もあります。
そして唾液の量が減ってしまうとごはんをおいしく食べられない、虫歯になりやすくなるなどの症状が起こります。
ごはんをおいしく食べるということは生活や生命維持にとても大切なことです。
おいしく食べて心を豊かにしていくためにも、規則正しい生活を心掛けたいですね。
また唾液は口腔内の歯や粘膜を守る働きがありますがブラッシングを怠ってしまうと良い環境は保てません。
食後の十分なブラッシングも忘れずに行いましょう。
シオノデンタルクリニック 歯のコラム 2012年2月掲載分