○歯のコラム 2012年3月 「歯の色素沈着」
タバコのヤニやコーヒー・紅茶のタンニンが歯につくと、黄ばみや色素沈着の原因になります。
タバコのヤニはニコチンやタールからなっていて、褐色に変化し唾液中のカルシウムなどと結びついて歯に固着してしまいます。
固着するまでには何日もかかりますので、毎日しっかり歯をきれいにしていれば黄ばんだり、くすんだりすることはありません。
コーヒーや紅茶のタンニン(茶しぶ)も放置すればヤニと同じように黄ばみやくすみの原因になります。
予防はやはり毎日の丁寧なブラッシングです。
タバコを吸う方は、ヤニ取り専用のハミガキを使うと一層効果的ですが、すでにひどくなってから落とそうとして強く磨きすぎると、歯や歯茎を傷つけるため注意が必要です。
シオノデンタルクリニック 歯のコラム 2012年3月掲載分