○歯のコラム 2012年11月 「〜歯にいい食べ物・悪い食べ物〜」
★歯を強くする食べ物
これにはカルシウムを多く含んでいる牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品や魚介類、海藻類、そしてその吸収を助けるビタミンDを含む椎茸などがいいとされています。
★顎の発達を良くする食べ物
噛みごたえのあるスルメやめざし、ごぼうなど。
★歯を清掃してくれる食べ物
レタス、キャベツ、セロリなどの生野菜やリンゴがあります。これらは、唾液の分泌を促す酸味のある食品や、噛むことで歯の表面をきれいにする食物繊維の多い(ごぼう、レタス、セロリなど)のことを言います。噛むことで歯周組織に刺激を与え、歯周病の予防にもなり、また、唾液を出すことで汚れを洗浄し、虫歯を防ぎます。
★歯に悪い食べ物
あまり噛まずに食べられる柔らかい料理は良くないとされています。なぜ悪いかというと、歯にくっついた時取れにくいことや、顎があまり発達しないので、噛み合わせや歯並び、発音に影響が出たり、顔の筋肉が発達せず、表情が乏しくなってしまうからです。また、歯や歯の周りの組織への刺激が減って、新陳代謝が悪くなり、歯周病の原因になったり、唾液が減るため、歯の汚れが洗浄されず、虫歯の原因にもなります。
忙しい毎日でも、ゆっくり食事の時間をとって、歯ごたえのある食べ物を献立に増やし、一口30回程度噛むように心がけましょう。
シオノデンタルクリニック 歯のコラム 2012年11月掲載分