○歯のコラム 2013年6月 「あなたは何回噛んでいますか?」
しっかり噛んで食べること(一口30回)は今すぐできる「肥満予防法」です。
○しっかり噛んで食べると…
- 早食いを防止し、満腹感が得られやすくなるため、食べ過ぎ・どか食いを防止します
- よく噛むことで視床下部からホルモン(神経ヒスタミン)が分泌され、食欲を抑制します
- よく噛むことで交感神経が刺激され、代謝が活発になって消費カロリーが増加します
- ゆっくり、よく味わうことになり、うす味、少量でも十分な満足感が得られます
↓
◎肥満の解消・予防◎
○実践のためのヒント
- 食べ物を一口入れたら、箸を置いて、いつもより5回多く噛むようにしましょう。目標は一口30回噛むことです。
- カレンダーや日記に食事毎に「しっかり噛んで食べられたら◎印」を付け、少しずつ◎印を増やすように努力するのもいい方法です。
歯の数と食べられるものの関係
18~28歯…フランスパン、酢ダコ、スルメイカ、たくあん、せんべいなど、
6~17歯…豚肉(薄切り)、かまぼこ、れんこん、おこわ、きんぴらごぼうなど
0~5歯…うどん、ナスの煮付け、ばなななど
バランスの良い食事をしっかり噛んで「肥満予防」そして、「メタボリックシンドロームの予防」につなげるためには、『歯の健康』を保ち、いつまでも自分の歯で噛めるようにすることが重要です。
シオノデンタルクリニック 歯のコラム 2013年6月掲載分