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歯のマンスリーコラム:シオノデンタルクリニック

シオノデンタルマンスリーコラム

○歯のコラム 2014年1月 「子どもに合わせた市販歯ブラシ」

 

歯ブラシ編

Q:子ども用の電動歯ブラシの方がいいのですか?

A:電動歯ブラシで汚れをしっかり取るためには、電動歯ブラシを使いこなせることが必要です。

 しかし、幼いお子さまでは十分に使いこなせることは難しいと思われます。

 また、自分の手で磨くことは手指機能の発達にもつながるため、手指機能が未熟な年齢においては積極的な電動歯ブラシの使用は控えたほうが良いでしょう。

 ただし、電動歯ブラシを使うことが歯磨きへのモチベーションになる場合は、それを目的に使用することも1つだと思います。

 

Q:仕上げ磨きと本人用とでは、歯ブラシは分けた方がいいですか?

A:仕上げ磨き用の歯ブラシは、汚れをしっかり取るためのもので、大人が使いやすいように作られています。小さなお子さまの手が使うには難しいようです。

 同じ口腔内を磨く歯ブラシとはいえ、使い手によって歯ブラシは変える必要があります。仕上げ磨き用の歯ブラシは、お子さまの口の大きさ、大人が持ちやすい柄の長さであることが選ぶポイントになります。

 本人用は成長・発達によって変わりますが、歯ブラシに使い慣れようとしている時期であれば、歯に当たりやすいものを選びましょう。

 

Q:子どもが歯ブラシを噛んで、すぐに毛先が開いてしまいます。頻繁に買い替えないといけないですか?

A:乳児では、歯ブラシを噛むことは多々あることです。噛んで毛先が開いてしまうたびに買い替えることは、手間も経済的にも負担です。

 乳幼児では、「歯ブラシに慣れる」「習慣を作る」ことが歯磨きの目標になるため、本人用の歯ブラシの毛先が少し開いたとしても、すぐに交換する必要はありません。

 その分、仕上げ磨き用の歯ブラシは、いい状態のものを常に使用し、しっかり汚れを取るようにしましょう。

 

 

シオノデンタルクリニック 歯のコラム 2014年1月掲載分

 

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