○歯のコラム 2014年8月 「熱中症にならないために」
熱中症は、ちょっとした注意でふせぐことができます。また、レジャーの時ばかりでなく、普段から心掛けて欲しいポイントをいくつかご紹介します。
①体調を整える
睡眠不足や寝不足など、体調の悪い時は、暑い日中の外出や運動は控えましょう。
②服装に注意
通気性のいい服を来て、外出時にはきちんと帽子を被りましょう。
③こまめに水分補給
「喉が渇いた」と感じた時には、すでにかなりの水分不足になってることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しましょう。特に夏場は汗と一緒に塩分も失われていますので、スポーツドリンクなどを飲むことをおすすめします。
④年齢も考慮に入れて
体内の機能が発育途中の子供や、体力が衰え始めた高齢者は熱中症になりやすいため、年齢を意識して予防を心がけることも大切です。
★熱中症になってしまったら
・涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する
・衣類をゆるめて休む
・体を冷やす
・氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。
・氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす
・水分補給をする
このとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要がある。
スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて補給しよう。
ここまでは、自分でもできる応急処置です。軽い症状の場合はこれで良い場合もあるが、気分が悪くなるほどなら、ここから先は、周囲の人にサポートしてもらう必要があります。
あなたの家族や友人・知人が熱中症になったときのことを考えて、ぜひ頭に入れておきましょう。
また、レジャーなどにでかけるときは、タオルや冷たい水を入れた水筒、スポーツドリンクや日陰をつくれるようなパラソル、レジャーシートなどを持参しましょう。
シオノデンタルクリニック 歯のコラム 2014年8月掲載分